教育局の女性職員、20年間も他人になりすましていたことが発覚―中国

教育局の女性職員、20年間も他人になりすましていたことが発覚―中国
16日、中国でこのほど、地方の教育局に勤務する女性職員が20年間も他人になりすましていたことが発覚し物議を醸しているという。資料写真。(Record China)
2018年4月16日、中国青年報は、地方の教育局に勤務する女性職員が20年間も他人になりすましていたことが発覚し物議を醸していることを伝えた。

中国陝西省の都市快報によると、他人になりすましていたのは、同省咸陽市三原県教育局の女性職員、荊高峰(ジン・ガオフォン)。実は彼女の本名は李敏(リー・ミン)といい、20年前に同じ中学に通っていた荊高峰の「学籍」を不正な手段で取得。その後、彼女になりすまし、県内にある幼稚園で園長を務め、三年前に県教育局に異動してきたという。

なりすましが発覚したのは昨年7月、本物の荊高峰の自宅を親戚が訪れたことがきっかけだ。この親戚が荊高峰の父親に「高峰が幼稚園の園長をしているそうじゃないか。うらやましいことだ」などと話したため、不審に思った父親が幼稚園を尋ねた。すると、確かに「荊高峰」と名乗る人物が2年前まで園長を務めていたことが分かった。園内にあった「荊高峰」の顔写真を娘に転送したところ、同じ中学に通っていた李敏であることが判明した。

本物の荊高峰は今年4月13日、都市快報の記者とともに県教育局を訪れ、李敏に面会した。李敏は、なりすましについて「自分は当時、まだ子どもで何も分からず、両親がすべてを決めていた。自分もある意味、被害者だ」などと明かし、金銭での解決を提案したという。

三原県教育局は同14日、公式ウェイボーで、「同県の教師、荊高峰が他人の学籍を不正使用していたと報じられた問題について」という声明を発表。荊高峰のすべての職務を停止するとともに調査グループを立ち上げたこと、荊高峰の退職の意思を受け入れ雇用契約を解除したことなどを明らかにした。

中国青年報は、教育局の声明を受け、ネット上には「辞職してそれでもう終わり?」「刑事責任は追求されないのか」などの声が続々と書き込まれていることを伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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