<コラム>日本の神社=靖国神社ではない、中国に約350カ所あった日本神社

<コラム>日本の神社=靖国神社ではない、中国に約350カ所あった日本神社
日本人にとって寺社とは生活の一部であり、人生の最初と最後に立ち会う機会を与えてくれる節度の宗教施設である。写真は筆者提供。(Record China)
初孫が産まれ、31日目の神社詣でを家族と行った。その時に使用した着物は、筆者が60数年前に使ったもので、これは長男誕生の折にも使い、三代続けて神社詣でのために使われた。戦後、物のない時に準備してくれた祖父母に感謝したい。神社とは生まれて初めて詣で、長久を祈る場であり、新家族が誕生したことを公にする儀式の場である。神社とは日本人にとって生活の場である。そしてまた天寿を終えた時は、本願寺など寺で葬儀を行い、戒名によって「仏」となる。日本人にとって寺社とは生活の一部であり、人生の最初と最後に立ち会う機会を与えてくれる節度の宗教施設である。

【その他の写真】

神社の起源は、7世紀ごろ磐座(いわくら)や神の住む禁足地(俗に神体山)などでの祭事の際に臨時に建てた神籬(ひもろぎ)などの祭壇で、本来は常設ではなかった。平安時代になると律令制のもと、律令神祇官(りつりょうじんぎかん)制度が江戸時代まで続くことになった。ところが、明治維新直後より近代的な中央集権化に適応する新たな神社体制の整備が始まった。

律令神祇官の家柄である白川家・吉田家をはじめとする近世までの制度が廃止され、政府内に神社行政機関が設置された。また、古代以来の神仏習合(神仏混淆=しんぶつこんこう)を解消する神仏分離が行われ、明治4年(1871年)には封建的な土地支配制度を廃止する社寺領の上地が実施されたのち、全国の神社が「国家の宗祀」と定められ、神社に関するあらゆることが国家の法制度によって規定されてきた。戦前はいわゆる「国家神道」も「神社」と称した。1945年の終戦後この制度はなくなった。...続きを読む

あわせて読みたい

レコードチャイナの記事をもっと見る 2018年5月23日の中国記事

新着トピックス

中国ニュースアクセスランキング

中国ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

海外の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

中国の政治、経済、外交、事件などをお届け中。