<コラム>中国で日本語と中国語のバイリンガル教育、簡単なようで難しい

<コラム>中国で日本語と中国語のバイリンガル教育、簡単なようで難しい
最近は各界において若年世代の活躍が目覚ましい。一方で僕らが日本人と中国人のハーフである4歳になる娘にかけるささやかな期待は、娘が大きくなってからバイリンガルになるということだけだ。ただしこれは、簡単なようで難しい。写真は中国の日本語スクールの広告。(Record China)
最近は各界において若年世代の活躍が目覚ましい。一方で僕らが日本人と中国人のハーフである4歳になる娘にかけるささやかな期待は、娘が大きくなってからバイリンガルになるということだけだ。ただしこれは、簡単なようで難しい。

まず、なぜ簡単なのかといえば、もし国際結婚をしているなら二国間をそれなりに自由に行き来できる故、2つの言語環境に容易に身を置けるからだ。

ご存知の方も多いかと思うが、言語上の影響力というのは一番が社会(子どもの場合は学校)、二番目に両親(特に母親)、三番目に教育(特に早期教育)と続く。簡単な話をすれば、お金を出して子どもに英語なりの早期教育を受けさせれば効果をそれなりに見込めるが、それは両親が毎日のように母語で話しかける効果には及ばず、それとて子どもが学校などで数年にわたり受ける言語上の影響力を上回ることはない。

結果として例えば移民の子どもたちは、両親の母語と移民先の言語とをほぼ同程度、もしくは母語に勝って移民先の言語を操れる。

興味深いのは、彼らの大多数はお金があるので移民したのではない。むしろお金がないので移民という最終手段に訴えた結果、高額な早期教育に勝る万人向けの英才教育の機会を手に入れた。しかも、それだけではない。

多くの人が誤解しがちなことだが、語学は才能による差異というものが他の分野に比べて小さい。例えばあなたの日本語能力は、隣に住む人の日本語能力とほとんど大差ないのではないだろうか。そんな平均的な日本語能力イコール日本語ネイティブレベルにほかならない。

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