中国のスモッグ対策が中国の消費に与える影響―中国メディア

中国のスモッグ対策が中国の消費に与える影響―中国メディア
8日、参考消息は、英メディアの報道を引用し、中国のスモッグ対策が中国の消費に与える影響について伝えた。写真はマスク。(Record China)
2018年7月8日、参考消息は、英メディアの報道を引用し、中国のスモッグ対策が中国の消費に与える影響について伝えた。

記事は、英メディアが「中国の都市部では、マスクは眼鏡や腕時計と同じほど多く、鼻と口を覆う汚染防止マスクは、北京や上海の街の至る所で見かける。冬の時期の数カ月は特に多い。中国の大都市の消費者は、毎年40億元(約670億円)をマスクの購入に費やしている。マスクの多くは山東省で生産されており、そこは『マスク村』と呼ばれている」と伝えたことを紹介した。

記事はまた、マスクがスモッグの天気による最も顕著な支出であるかもしれないが、最大の支出ではないと英メディアが分析していると紹介。「米国の経済研究所が発表した報告によると、13年から15年までの間に発生した1時間ごとの汚染指数とデビットカード及びクレジットカードでの取引とを合わせて考慮すると、PM2.5濃度が高い時、消費者は医療保険用品や関連サービスへの支出が多くなることが分かった。PM2.5濃度が一時的に1立方メートル当たり10マイクログラム増加すると、医療保険取引が0.65%増加する。PM2.5濃度が長期的に増加すると、医療保険取引は2.65%増加する。大気汚染は病院や薬局での支出を増加させるが、スーパーマーケットの支出は減少する。これは消費者が室内にいることを選ぶからだ」と分析した。

記事はさらに、「この研究結果から、政府が大気汚染改善のための努力をすれば、巨額な支出を節約できる可能性がある」と指摘。中国政府は大気汚染との戦いを宣言して以来、汚染源となっている工場や石炭発電所の閉鎖を行い、数百万台の自動車を廃車してきたことに触れ、「こうした措置は、中国の主要都市のPM2.5濃度を32%減少させることに寄与した」と伝えた。

その上で、「中国のPM2.5レベルが1立方メートル当たり10マイクログラムにまで減少すれば、中国の家庭は数百億ドルの医療保険費用を節約できる。これは中国の大多数の人から歓迎されることだが、『マスク村』の住民は喜び半分、憂い半分になるだろう」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

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