一家4人が発症して2人死亡=新型ブニヤウイルス、マダニにかまれて1人感染、家族間でヒト・ヒト感染か―浙江省

一家4人が発症して2人死亡=新型ブニヤウイルス、マダニにかまれて1人感染、家族間でヒト・ヒト感染か―浙江省
浙江省で、マダニにかまれることが原因の新型ブニヤウイルス症に一家4人が感染し2人が死亡した。これまで少ないとされていたヒト・ヒト感染が発生したと考えられている。写真1枚目は血を吸って膨らんだマダニ。2枚目は「死線をさまよった」女性の退院時の記念写真。(Record China)
浙江大学医学院附属の逸夫医院(病院)感染症科で副主任を務める季淑娟医師に電話がかかってきたのは7月7日夜だった。別の医療機関からの相談で、21歳の男性患者が重篤な症状を示しているが病名の特定ができないという。

【その他の写真】

患者は発熱し始めてから3日目で下痢や嘔吐(おうと)、全身の筋肉や関節の痛みがある。血小板も白血球も数が低下しており、ウイルス性の感染症とみられるとの説明だった。

このような症状を聞いただけで、医師が驚くことはない。しかし患者の70代の母方祖父が同様の症状で数日前に死亡、60代の母方祖母が同様の重篤な症状で治療を受けていると聞いて、季医師は「これは容易ならざる事態だ」と緊張した。デング熱患者が増えていたのでまず疑われたが、検査の結果は陰性でデング熱の可能性は排除されたという。

季医師はただちに、SNSを利用して同僚の医師に連絡を取り、意見を求めた。アカウントはたちまち、医師らの「激論の場」になったという。最終的に同病院副主任で肝臓感染症科の主任である?雲松教授が提出した「新型ブニヤウイルス感染症の可能性がある」との主張が重視されることになった。新型ブニヤウイルス感染症の検査は同病院ではできず、翌日になり政府関連施設で検査を行った。陽性だった。

21歳の男性患者が入院して3日後、患者の母方祖母が死亡した。さらに、患者の伯母にも同様の症状が出て入院治療を受けることになった。伯母の症状は男性患者よりも深刻で、腎臓やすい臓の障害やウイルス性の心筋炎、肺の感染症が発生していた。

あわせて読みたい

レコードチャイナの記事をもっと見る 2018年8月5日の中国記事

新着トピックス

中国ニュースアクセスランキング

中国ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

海外の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

中国の政治、経済、外交、事件などをお届け中。