<直言!日本と世界の未来>東京医科大の点数操作、男女共同参画社会づくりに逆行する―立石信雄オムロン元会長

<直言!日本と世界の未来>東京医科大の点数操作、男女共同参画社会づくりに逆行する―立石信雄オムロン元会長
東京医科大が女性の合格を抑制するための点数操作をしていたことが発覚した。女性は出産や子育てで離職する割合が高いので、合格者を増やすと系列病院の運営にも支障が出るというのが点数操作の動機だという。(Record China)
東京医科大が女性の合格を抑制するための点数操作をしていたことが発覚した。女性は出産や子育てで離職する割合が高いので、合格者を増やすと系列病院の運営にも支障が出るというのが点数操作の動機だという。女性が働きやすい制度や環境をつくるのが根本策なのに、女性医師の数を抑えることに躍起になるのは本末転倒ではないだろうか。医師をめざして猛勉強中の女性たちが、時代錯誤の「女性差別」にひるまないことを祈りたい。

企業において女性の活躍を促進する取り組みは、1986年施行の男女雇用機会均等法以降、法律や制度面での環境整備が進んできた。近年はより実質的な男女間の雇用機会の平等を目指して、いわゆるポジティブ・アクションの取り組みが推進されている。厚生労働省に女性の活躍推進協議会が設置され、活躍の場を拡大するための提言書をまとめたり、全国の企業を対象に女性の活躍状況の診断を行うなど、企業の主体的な取り組みのサポートが行われてきた。企業も積極的に取り組み大きな成果が出ている。

男女雇用機会均等法が成立してから30年以上が経過し、この間の女性の社会進出は目覚ましい。 厚生労働省の「男女雇用機会均等法成立30年を迎えての働く女性に関するデータ」によると、25~44歳の女性の就業率は、1985年の56%から2015年には71%にまで上昇した。女性の産業別雇用者数を見ると、1985年には「サービス業」(464万人)が最多だったが、2015年は「医療、福祉」(578万人)が最も多くなっている。医療・福祉分野は女性に依存していると言っても過言でなく、女性医師を抑制するのは現実的ではないと思う。...続きを読む

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