日本建築の特徴はつまるところ何か?―中国メディア

日本建築の特徴はつまるところ何か?―中国メディア
不動産大手・森ビル株式会社はこのほど日本建築学会、日本建築家協会、日本の5大建設会社などと共同で、展覧会「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」を開催中だ。写真は東大寺。(Record China)
日本建築は伝統の継承、東西文化の融合、省エネ・環境保護などの面で非常に高く評価されている。だが日本建築の特徴はつまるところ何かと問われれば、よくわからないというのが正直なところだ。不動産大手・森ビル株式会社はこのほど日本建築学会、日本建築家協会、日本の5大建設会社などと共同で、展覧会「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」を開催中だ。雑誌「環球」が伝えた。

■可能性としての木造

展覧会の会場は六本木ヒルズ森タワー53階にある森美術館。場内に足を踏み入れると、木組のスクリーンが出迎えてくれる。2015年のミラノ国際博覧会日本館のために制作されたインスタレーション「木組インフィニティ」のレプリカで、第1セクション「可能性としての木造」はここから始まる。

木組とは、釘や接着剤を使わず、木材同士をはめ込んでつなげ固定する技術。中国古代の建築で幅広く利用されたもので、日本でも中国由来であることは知られている。ただ日本では木や木造建築は信仰の対象になった。国土の70%が森林である日本には「木魂」(こだま)という言葉があり、字の通り樹木に宿る精霊を指す。

木組スクリーンの向こうには、有名な奈良の東大寺南大門の架橋模型がある。日本の有名建築家・安藤忠雄氏は以前、「東大寺を見た時の感動と驚きが建築の道に進んだ原点」と語った。模型をみると、南大門の軒を支えるのは挿肘木(さしひじき)を6段に組んだ六手先(むてさき)構造で、これを水平材の通肘木(とおしひじき)がつないでいる。柱は18本あり、端の数本は扇状に配置され、柱間からは支持材の中備(なかぞなえ)の遊離尾垂木(ゆうりおだるぎ)が伸び、軒の荷重を分散する。こうした木造の構造により、東大寺南門は鎌倉時代から800年もの間、数々の大きな地震を耐え抜き、今もなお堂々とした姿でそびえ立つ。...続きを読む

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