慰安婦テーマのドキュメンタリー映画が大ヒット、存命の元慰安婦はわずか14人に―中国メディア

慰安婦テーマのドキュメンタリー映画が大ヒット、存命の元慰安婦はわずか14人に―中国メディア
慰安婦をテーマにした中国のドキュメンタリー映画「二十二」のコストを差し引いた興行収入の收益などおよそ1008万元(約1億6000万円)が、上海師範大学教育発展基金会の「慰安婦研究・援助」プロジェクトに寄付された。(Record China)
「慰安婦」をテーマにした中国のドキュメンタリー映画「二十二(TWENTY TWO)」がこのほど、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で発表した寄付金詳細を見ると、コストを差し引いた興行収入の收益などおよそ1008万元(約1億6000万円)が、上海師範大学教育発展基金会の「慰安婦研究・援助」プロジェクトに寄付された。郭柯監督は、「収益はすでに寄付したが、中国全土で今も存命の元慰安婦は14人で、同作品に出演した22人のうち存命しているのはわずか6人であることは本当に心が痛む」と話した。北京青年報が伝えた。

上海師範大学中国慰安婦研究センターに寄付した理由について、郭監督は「『慰安婦』について研究している蘇智良教授が同大学におり、そこに特定項目基金を設立するのが最適だ。そうすることで、慰安婦問題の研究を推進することができる」と説明。「現在、『声明』はすでに出したが、提携に向けた最終調整をしているところで、共に話し合ったうえで、専門家らが基金をうまく手配して、必要なことに使ってくれるはずだ。僕は自分の本業の仕事に戻る」と話した。

■借金して撮影、クラウドファンディングで公開にこぎつけた「二十二」

「二十二」は旧日本軍の慰安婦だった中国人女性の現在に迫る長編ドキュメンタリー映画で、元慰安婦22人が出演している。また、中国で公開が許可された初の「慰安婦ドキュメンタリー」でもある。17年8月14日に公開された同作品は、それほど期待が高かったわけではないものの、ふたを開けてみれば興行収入が1億5000万元(約24億円)を超え、中国国産ドキュメンタリー作品の興行収入記録を塗り替えた。

あわせて読みたい

レコードチャイナの記事をもっと見る 2018年10月13日の中国記事

新着トピックス

中国ニュースアクセスランキング

中国ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

海外の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

中国の政治、経済、外交、事件などをお届け中。