中国、南沙島礁で気象観測ステーション3カ所が活動開始―中国メディア

中国、南沙島礁で気象観測ステーション3カ所が活動開始―中国メディア
中国メディアの新華網は「わが国、南沙島礁の気象観測ステーションが正式に使用開始」と題する記事を配信し、南海地区(南シナ海地区)と周辺国家の漁民と往来する船舶に役立つと論じた。写真は2016年1月に、南沙・永暑礁に飛行した民間旅客機の客室乗務員。(Record China)
中国メディアの新華網は10且31日「わが国、南沙島礁の気象観測ステーションが正式に使用開始」と題する記事を配信した。記事は、南海地区(南シナ海地区)と周辺国家の漁民と往来する船舶に役立つと論じた。

気象観測ステーションが設置されたのは、スプラトリー諸島(南沙諸島)のファイアリー・クロス礁(永暑礁)とスビ礁(渚碧礁)、ミスチーフ礁(美済礁)。

中国はファイアリー・クロス礁で2014年8月に埋め立て作業を開始。同年11月には完了させ2015年末ごろまでに3000メートルの滑走路を完成させた。16年1月には海南航空のボーイング737-800と中国南方航空のエアバスA319-100を着陸させるなどした。中国海軍将兵が駐屯しているとされる。

スビ礁はベトナムが占領していたが、1988年に中国軍が攻撃して奪取。2015年には埋め立てを始め、同年6月には埋め立て面積が4平方キロメートルを超えた。滑走路も建設し、16年7月にはやはり旅客機を着陸させた。

中国はミスチーフ礁でも2015年に埋め立てを開始。約半年で2700メートルの滑走路を完成させたとされる。

中国が埋め立てた岩礁3カ所は、自然の状態では満潮時に海面下に沈むので「島」とは認められず、埋め立てて人工島にしても国際海洋法条約などでは領土とは認められない。したがって領海などの設定は認められない。

しかし中国はこれらの人工島は領土であり、周囲には領海が存在すると主張している。そのために中国は南シナ海周辺国だけでなくて米国やオーストラリアとの緊張も高めることになった。

あわせて読みたい

レコードチャイナの記事をもっと見る 2018年11月1日の中国記事

新着トピックス

中国ニュースアクセスランキング

中国ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

海外の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

中国の政治、経済、外交、事件などをお届け中。