「羅針盤から北斗まで、中国の知恵が一帯一路のためにナビ」―衛星2基打ち上げで中国メディア

記事は、北斗計画の推進幹部のひとりである謝軍副総設計師が、「中国の北斗システムは独自の技術系統から出発し、国際衛星ナビゲーションシステムと中国の知恵に貢献した」と述べたと紹介。

宇宙開発のような技術主体の大型プロジェクトでは、「計画成功」という直接の成果以外に、進行の過程でさまざまな分野に応用可能な技術や経験の蓄積を得られることが珍しくない。記事は特に触れていないが、謝副総設計師の「中国の知恵に貢献」の言葉からは、北斗計画の推進によって中国が多くの“副産物”を得たことを示すと言ってよい。

なお、見出しで使った「知恵」は「中国が世界に発揮した智慧」の意で、本文中にある謝副総設計師が語った「知恵」は「中国が得た知恵」で、意味するところに違いがある。

記事よると、北斗3号の副総設計師の王金氏は、北斗3号を含めた中国の宇宙開発について「“外人”がどうやったか? との問題提起で答えを探し出せることは、どんどん少なくなっている」などと述べたという。この発言からも、かつては外国の技術を模倣することが多かったが、現在は独自の技術を経験を追加している中国の宇宙開発の現状を読み取ることができる。

記事は、北斗システムを応用/利用した製品は70カ国以上に採用されていると紹介。30カ国以上は「一帯一路」の沿線国家として、実例としてパキスタンの交通運輸関連や港湾管理、ミャンマーの土地計画や河川運輸管理、ラオスの農業管理や病虫害監視、ブルネイの都市現代化やスマート観光を挙げた。

記事は、「中国の古人が発明した羅針盤は、大航海時代を押し開けた。中国は今や、まさに北斗衛星ナビゲーションシステムを建設し、各国の経済貿易や科学技術交流を推進し、全人類に幸せをもたらしている」と、自国の科学技術が全世界に貢献していると強調した。(翻訳・編集/如月隼人)

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