工業企業の利潤が急落して前年割れ=中国11月統計、算出方法で厳格化も進行

工業企業の利潤が急落して前年割れ=中国11月統計、算出方法で厳格化も進行
中国の工業企業の利益が11月、16年12月以来の前年同月割れをした。前回の利益低迷は2014年8月から約1年半にわたり発生。米国との緊張が高まるだけに、工業企業の今後に関心が持たれる。一方で統計局が数値算出法を厳格化していることも注目ポイントだ。(Record China)
中国政府・国家統計局は27日、2018年1―11月及び11月単月の「規模以上工業企業」の利益を発表した。1―11月では前年同期比11.8%増の6兆1168億8000万元(約98兆6800億円)、11月単月では前年同月比1.8%減の5947億5000万元(約9兆6000億円)とした。単月の「規模以上工業企業」の利益が前年同月割れしたのは2016年12月以来。同統計の発表では、算出法の厳格化も進められている。

「規模以上工業企業」とは、統計づくりなどの対象になる一定以上の規模を持つ工業企業を指す。基準は時おり改正されるが、現在は年間の主たる業務における売上高が2000万元(約3億2300万円)以上の工業法人と定められている。

最近において、中国で規模以上工業企業の利益が低迷したのは、2014年8月からの約1年半だった。2014年6月には前年同期比17.9%増、同年7月には同13.5%と2けた成長を見せたが、同年8月には同0.6%減とマイナス成長。その後もマイナス成長から脱却することがなかなかできなかった。15年12月には同4.7%減。15年通年でも前年比2.3%減にとどまった。

2015年における主な経済トピックスとしては、1989年の天安門事件(第2次)の影響を受けた1989、90年の経済低迷の影響から抜け出した1991年以来初めて、経済成長率が6.90%と7%を割り込んだことや株価が乱高下したことがあった。

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