<羅針盤>「最もよく人を幸福にする人が最もよく幸福となる」=年の終わりに、父・一真の言葉を想起―立石信雄オムロン元会長

<羅針盤>「最もよく人を幸福にする人が最もよく幸福となる」=年の終わりに、父・一真の言葉を想起―立石信雄オムロン元会長
2018年もあとわずか。内外情勢激動の時代、日本経済と企業経営にとっても試練の年であった。年の終わりに、オムロンの創業者である父・立石一真が残した「言葉」をかみしめている。写真は鳴滝の自宅での立石一真。(Record China)
2018年もあとわずか。内外情勢激動の時代、日本経済と企業経営にとっても試練の年であった。年の終わりに、オムロンの創業者である父・立石一真が残した以下の「言葉」をかみしめている。

◆「最もよく人を幸福(しあわせ)にする人が最もよく幸福となる」。

人間は誰でも幸福になる権利があるが、人を押しのけたり、足を引っ張ったりして自分だけ幸福になろうとしても、決して幸福にはなれない。人に幸せを与えることで、自分に幸せが戻ってくるものである。『企業は社会の公器である』との精神にのっとり、日本初の身体障害者福祉工場、「オムロン太陽」を1972年に設立した。「障害者が働きやすく、生活しやすく」をモットーに宿舎も設け、仕事エリアと生活エリア、すなわち職住を接近させたのが、この工場の特徴である。

◆「人からどう言われようと自分自身の価値は変わらない」

人に褒められて有頂天になり、人にくさされて憂うつになるなんておよそナンセンス。なぜなら、そんなことくらいで自分白身の価値が変わるものではないからだ。

◆「改善の余地があるならば、まずやってみる」

父は国産初のマイクロスイッチの開発に関して、「世の中Badと決めつけるのはたやすい。しかしNeed Improvement(改善の余地あり)でなければ、創造の将来はない。“まずやってみる”が我々が築き上げてきた企業文化なのだ」という言葉を残した。

◆「企業は生き物で、いつも変化しているので、経営者は常にそれを見守って組織の修正を早手回しにすべきだ」

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