<コラム>国防と経済で揺れるイスラエルの対中政策

<コラム>国防と経済で揺れるイスラエルの対中政策
イスラエルの中国に対する政策が安定しない。イスラエルのネタニヤフ首相は経済振興に熱心で、貿易に厳しい基準をもうけることで中国との取り引きが縮小し、経済的な打撃を受けることを恐れている。(Record China)
イスラエルの中国に対する政策が安定しない。イスラエルのネタニヤフ首相は経済振興に熱心で、貿易に厳しい基準をもうけることで中国との取り引きが縮小し、経済的な打撃を受けることを恐れている。しかし、イスラエルにとって中国は、国家の安全保障とはほとんど関係のない遠い東の国ではない。中国とイランとの軍事関連の協力関係が密接なのは無視できない。言うまでもないが、イスラエルにとってイランは不倶戴天の敵である。

近年、中国政府は中東への投資を増やしてきた。その中には当然のようにイスラエルも含まれている。英字メディア・フォーリンポリシーによると、1992年から2017年の間に、中国とイスラエルの2国間の貿易額は、5千万ドルから131億ドルと、大きく増大している。イスラエルにとって中国は欧州連合(EU)とアメリカに次いで、3番目に大きな貿易相手国である。

中国とイスラエルの商業的なつながりは、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相のもとで促進されている。2017年3月には、ネタニヤフ首相が訪中し、北京習近平国家主席と会見した。

しかし、イスラエルとの繋がりが強くなるのに乗じるように、中国は積極的にイスラエルの軍事技術分野にアプローチしている。中国が標的にしているのは、イスラエルの主要な航空機会社や軍事関連企業だ。これらのイスラエル企業は関連子会社がアメリカ国内にあり、ミサイルや戦闘機用電子部品などのイスラエルでもっとも進んだ軍事関連製品の製造に貢献している。

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