令和時代がスタートした日本、日中関係はどこへ向かうのか―中国紙

令和時代がスタートした日本、日中関係はどこへ向かうのか―中国紙
2日、人民日報は、「令和時代がスタートした日本、日中関係はどこへ向かうのか」と題する記事を掲載した。資料写真。(Record China)
2019年5月2日、人民日報は、「令和時代がスタートした日本、日中関係はどこへ向かうのか」と題する記事を掲載した。

記事はまず、「中国と日本はそれぞれ世界第2、第3の経済体。ともに世界全体に影響を及ぼす重要な役割を果たす」と述べ、「令和時代を迎えた日本がいかに歴史を鑑(かがみ)として敏感な問題を適切に処理し、日中関係をより良く発展させるかは、日中両国が共に直面する重大な課題だ」と指摘する。

そして、「新元号『令和』は中国の古典ではなく、日本の『万葉集』が典拠。しかし、『万葉集』と中国の古典文化には断つことのできない関係があり、これは『脱中国』を意味しない」とし、「今日における日中の経済、人、文化的なつながりは深い。どちらか一方がわざわざ脱中国、脱日本などとする必要はない」と主張。天皇陛下の皇太子時代の発言などを取り上げ、「令和の時代、天皇は引き続き平和を守る」とも述べた。

記事はまた、安倍晋三首相の「アベノミクス」について、「一定の成果を挙げたが、日本各界の事前の期待とは小さくない距離がある。日本は内政、外交で厳しい課題に直面しており、安倍氏は外交上の突破によって国民の支持を得たいと切望している」とし、「安倍氏から見ると、日本の外交分野には3つの重要な2国間関係が存在する。日米関係は良好な状態にあり、それ以上の『突破』は難しい。日露関係は北方領土問題によって実質的な改善が遅れている。日中関係だけが不断の努力によって『政冷経熱』から『政熱経熱』へと迅速に変えられるのだ」と説明。現在の日中関係については「安倍政権は中国に好意的なシグナルを頻繁に発している。関係改善は進んだが、ピークには達していない」と評価した。

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