米国のいじめ主義を中国が阻止、日本と欧州が受益者に―中国紙社説

米国のいじめ主義を中国が阻止、日本と欧州が受益者に―中国紙社説
19日、中国紙・環球時報は、「米国のいじめ主義を中国が阻止、日本と欧州が受益者に」と題する社説を掲載した。資料写真。(Record China)
2019年5月19日、中国紙・環球時報は、「米国のいじめ主義を中国が阻止、日本と欧州が受益者に」と題する社説を掲載した。以下はその概要。

米国は17日、日本、欧州連合(EU)の自動車に対する追加関税の先送り、メキシコとカナダの鉄鋼、アルミニウムへの追加関税撤廃を発表した。これまで中国を押し倒せなかった米国が中国に集中するため、他の戦線で休戦を迫られたことは明らかだ。

これはトランプ政府の貿易政策における大きな挫折と言える。日欧と北米自由貿易区に対する勢いの弱まりは米国の力に限りがあることを証明している。「貿易の棍棒」で主要経済体を一つ一つ打ちのめそうというのが米国の思惑だ。しかし、強大な抵抗者に出会ってしまうとそれは「能動」から「受動」に転じてしまう。

米国は最大の貿易パートナーであり、世界第2の経済体である中国を最初にやり玉に挙げた。中国を一挙に崩すことができると考えたわけだが、形勢を著しく見誤り、中国の断固とした阻止に遭った。中国と貿易合意文書に署名できない米国の日欧などへの圧力継続はほとんど不可能だ。

これは「アメリカ・ファースト」戦略の泥沼沈没の始まりにすぎない。米政府が主張する「アメリカ・ファースト」はもはや自国利益に対する正当な配慮ではなく、世界を服従させたいという欲念だ。中国は米国との平等関係を堅持する。米国の経済覇権主義であれ、その他領域での覇権主義であれ、われわれは「踏み越えていけない山」なのだ。

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