なぜ中国製便座が日本で売れるのか?「中国製造業の欠陥」指摘―中国メディア

なぜ中国製便座が日本で売れるのか?「中国製造業の欠陥」指摘―中国メディア
中国メディア・経済観察報は23日、広東省仏山市高明区にある住宅機器メーカー・ANNWA(安華衛浴)の工場を取材した内容を紹介し、中国の製造業の特性を論じた。(Record China)
中国メディア・経済観察報は23日、広東省仏山市高明区にある住宅機器メーカー・ANNWA(安華衛浴)の工場を取材した内容を紹介し、中国の製造業の特性を論じた。

ANNWAはトイレや浴室設備といった水回り住宅機器を製造するメーカー。記者は、「同社は2013年に人の手ではできない、便器内のU字型パイプの内部の塗装工程のために計153台のロボットを導入し、それに付随するプログラム開発、システムデザイン、ライン構築などをも含めて合計1億元(約15億8500万円)以上を投資した」と説明した。

その上で、「これには政府からの支援も背景にあった」と指摘。従業員の葉(イエ)さんは、「13年は中国の陶器産業にとって1つの分岐点だった。当時の市場競争は激しく、価格競争も熾烈で、従業員もあまりやりたがらなかった」とし、「そこで政府は伝統的製造業である陶器産業をスマート化するため、多くの補助金を出しロボットの運用を進めた。当時、塗装生産ラインのスマート化に当社はすでに3年ほど取り組んでおり、達成間近というところだったわれわれにも2000万元(約3億1700万円)が提供され、ちょうど政府の政策に便乗することができた」と話したという。

記者は、「これにより、工場に以前1万2000人いた労働者は8000人になった」と指摘。葉さんは、「労働者がこれほど減ったのは、ロボット導入のおかげでもあり、また、働き手が集まりにくいからでもあった。工場での労働環境はあまり良くなく、長期的に働ける人は少ない。とりわけ塗装段階の作業内容はきつく、昔は人の手で行っていたのも今はロボットがするようになった。それでも、工場ではロボットの点検作業や、ロボットアームがトイレ本体を運ぶ作業の補助など、多くのプロセスがまだ人の手によって行われている」と話しているという。

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