<コラム>ブーゲンビリアの花咲くアモイにあった厦門神社を訪ねて

<コラム>ブーゲンビリアの花咲くアモイにあった厦門神社を訪ねて
アモイにあった厦門神社を訪ねた。(Record China)
1902年(光緒28年)1月10日、厦門島の対岸にある鼓浪嶼(コロンス島)に英国・米国・ドイツ・フランス・日本など9か国による共同租界が設置され、外国商社の商館が進出した。厦門島虎頭山周辺に日本専管租界地を作るという日本政府の目論みは失敗に終わった。下関条約によって、杭州・蘇州・紗市・重慶の専管租界地開設の権利は得たが、成功したのはせいぜい蘇州くらいで、その蘇州も共同租界地西側32ヘクタールに並立したものの、清朝政府が真に容認したかは疑わしい。

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厦門島には日本尋常高等小学校があった。1936年には51名、1939年には102名の生徒の記録がある。ここ鼓浪嶼(コロンス島)にも分校があり、1939年には15名が在籍していた。日本尋常高等小学校は虎頭山租界予定地にあったものと予想するが、詳細な場所は不明である。鼓浪嶼(コロンス島)分校は、領事館東の日本博愛医院内と思われる。

1938年(昭和13年)に日本海軍が厦門島を占領、その時日本人居留民は1939年3月23日に「厦門神社」建立を決定、11月29日には5000坪の神社を現在の虎園路16号の小高い丘に建立した。現在の中山公園の東、厦門賓館内である。虎園路厦門賓館前バス停前に古い石段があるが、そこを登ると右に泰国領事館、左の階段を登ると昔の参道になる。現在は傅世藝宮美術館があるが、そこが昔の参拝殿になる。戦後しばらくは現存していたが、1987年に明宵庁を建設するときに解体された。

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