正常な軌道に戻った日中関係、いかに発展させていくか―中国メディア

正常な軌道に戻った日中関係、いかに発展させていくか―中国メディア
16日、人民中国は、正常な軌道に戻った日中関係をいかに発展させていくかという問題に対する楊伯江・中国社会科学院日本研究所所長の見解を紹介した。資料写真。(Record China)
2019年7月16日、人民中国は、正常な軌道に戻った日中関係をいかに発展させていくかという問題に対する楊伯江(ヤン・ボージアン)中国社会科学院日本研究所所長の見解を紹介した。

記事は、6月の20カ国・地域(G20)大阪サミットに合わせて行われた日中首脳会談で中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が「中日関係は新たな歴史のスタートラインに立った」と述べたことに言及。その上で、楊氏が「関係改善の本質は両国がそれぞれの経済社会で発展を遂げる中で相互協力の需要が絶えず生まれたことにある」とし、トランプ米大統領が日中の関係改善を促したとの見方に同意しない立場であることを伝えた。

記事によると、楊氏は「トランプ氏がホワイトハウスに入る少なくとも2年前に中日は正常な軌道への回帰を試み始めた」と述べ、時間の問題にすぎなかった関係改善の背景には地域や国際問題における日中の役割の拡大があると指摘した。

また、「中日関係の巨大な潜在力は産業方面の巨大な相互補完性から来るものだ」と話し、関係改善と協力の道を先に伸ばすには意見の食い違いや敏感な問題に対する適切なコントロールや処理が必要との考えを表明。「両国間に存在する重大な問題はまだ解決に至っていない。双方が受け入れ可能な解決策を短期的に見つけるのが難しいことは明らかだ」「この現実を鑑みると、われわれが考えねばならないのは問題を適切に管理し、衝突を防ぐことだ」と述べ、日中関係の穏やかな前進、持続可能な発展を実現するためにどうすべきかについては「既存のものの改善、増量したものの最適化」という思考に概括されると論じた。

「既存のものの改善」をめぐって楊氏は、現実に向き合って意見の食い違いを適切にコントロールし、問題を解決の方向に向けて推し進めることの必要性を説いた。「増量分」をいかに最適化するかについては「時代の流れなどから中日関係を考えること」「相互学習、研究の深化」「実務協力の推進」の3点を指摘。楊氏はまた、「世界の大勢をいかに正確に把握するかは両国が時代の流れに順応し、世界の平和と発展、安定を維持する上での共通の課題。われわれは共に知恵を出し合うべきだ」とも述べた。(翻訳・編集/野谷)

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