トニー・レオンが「中国をおとしめる」の声に映画監督が反論、マーベル映画「シャン・チー」で注目集まる

トニー・レオンが「中国をおとしめる」の声に映画監督が反論、マーベル映画「シャン・チー」で注目集まる
21日、米マーベル・スタジオの映画「シャン・チー」(上気/Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings)に出演する香港の俳優トニー・レオンへのネット民の批判について、映画監督のフィリップ・ユンが反論している。(Record China)
2019年8月21日、米マーベル・スタジオのスーパーヒーロー映画「シャン・チー」(上気/Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings)に出演する香港の俳優トニー・レオン(梁朝偉)へのネット民の批判について、映画監督のフィリップ・ユン(翁子光)が反論している。

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マーベル初のアジア人ヒーロー映画として注目される「シャン・チー」から先月末、トニー・レオンの起用が発表された。トニー・レオンが演じるのは満大人(マンダーレン)という名の悪役と紹介されているが、これが原作コミックの中で主人公の父親として描かれるフー・マンチュー(傅満洲)と同一人物ではないか、とネット上で話題に。フー・マンチューが中国や華人のイメージをおとしめるキャラクターであるとして、トニー・レオンに対して「今すぐ降板を」と求める声や、「高いギャラのためなら何でもやる」といった批判が浮上したほか、トニー・レオンの永久封殺や、映画のボイコットを唱える声も上がっている。

トニー・レオンの最新作「風再起時」のメガホンを執ったフィリップ・ユン監督がこのほど、中国メディアのインタビューの中でこの事態について言及。ネット上で見られる批判について、トニー・レオン自身がディズニー・カンパニーに対して報告したことを明かし、「制作側も事態を非常に重く見ているため、『満大人』が中国をおとしめるキャラクターというのはあり得ない」と語っている。

なおフィリップ・ユン監督は、もともと今では知る人も少なくなっていたフー・マンチューという人物について、その人物像がネット上でたちまち拡散され、大勢の人がネットの情報だけを信じて批判に参加したことついて、「トニー・レオンにとって非常に不公平な事態で、まさしくバンドワゴン効果だ」と、支持する人が多いほどその意見が正当化される現象を使って指摘。制作側が巨大な中国市場を意識し、配慮をしないはずがないとして、満大人とフー・マンチューが同一人物である可能性を否定している。(Mathilda)

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