<コラム>漢民族は世界を制する…。1

<コラム>漢民族は世界を制する…。1
本来は「中華帝国は世界を制する」と書こうかなと考えたのだが、「帝国」とは穏やかではないし、「帝」はいない。もともと、ご存じのように「中華」は、華の中心を意味する。つまり世界の中心である。写真は上海。(Record China)
本来は「中華帝国は世界を制する」と書こうかなと考えたのだが、「帝国」とは穏やかではないし、「帝」はいない。もともと、ご存じのように「中華」は、華の中心を意味する。つまり世界の中心である。

この思想は、日本も例外ではなく「日の本」という考えに行き着く。特に昔はアジアで最初に陽が昇る東の国だから、そう考えても不思議ではない。日本の場合は、中国から見ると「倭国」「夷人」と、海の中の小さな国の野蛮人と見られていたし、事実そうであったのは確かだから、一般の国民に「日の昇る」=「世界の中心」と言う意識があったとは考えにくい。明治になると大日本帝国と、「大」がつく。第二次大戦後は「大」と「帝」がとれて「日本国」と普通の国になる。肩の力が抜けたといっていいのかもしれない。

「中華人民共和国」の「中華」は古代からの意識である。揚子江と黄河の文明から、漢民族は当時のアジア、東アジアの中心だった。しかし、18世紀にイギリスで起こった「産業革命」に乗り遅れる近代の「清」時代に、発展途上国になってしまう。

日本は明治維新で、猛スピードで近代国家となった。当時の帝国主義にも便乗して、中国・朝鮮などの植民地化にも乗りだしたのである。やがて膨張する日本は、原料確保や輸出先確保の植民地を巡り、欧米と衝突する。この時代は国内消費を増やそうという意識はなかった。

ケインズの有効需要政策などは、1929年の世界大恐慌を受けて、アメリカで始まったニューディール政策が最初である。この辺りの歴史は、習ったようでしっかり勉強していない人も多い。歴史の最後、近・現代は学年の終わりで時間数が足りなくなる。おまけに現代となると思想的にも扱いにくく、簡単に済ませてしまうのだ。

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