
記事はまず、中国政府民政部のまとめとして、中国の独身成人は2018年時点で2億4000万人にまで増えたと紹介。うち7700万人は「独居状態」という。すなわち結婚はしていないが両親などと同居していたり、配偶者とは死別あるいは離婚したが子などとは一緒に暮らしているなどのケースを除いた、「正真正銘の一人者」の人口だ。独居成人は2021年には9200万人にまで急増する見込みという。
CCTVの調査によると、中国人の「感情面における幸福感」について、最も幸せと感じているのは「恋人はいるが結婚はしていない人」で、45.62%だった。その次は既婚者で44.16%。幸せを最も感じていない人は「一人者」で43.96%だったという。
記事は、「一人者」の増加に伴い、新商品や新サービスが開発されていると紹介。まずは「ひとり飯」についてだ。飲食店ならば「半分の量の料理」、器材だったら「一人用食器セット」や「ミニ鍋」、食材などだったら「米500グラム」や「200ミリリットル入りワイン」などが用意されている。