
記事はまず「メード・イン・コリア製品が冷遇される日本市場では、世界1位のサムスンの携帯電話でさえも苦戦を強いられてきた」と説明。その上で「ところが日本の市場調査機関MMRIは今年はサムスンが日本の携帯電話市場で3位に浮上すると予想した」と伝えている。
記事によると、MMRIは23日、20年度通期の日本の携帯電話の総出荷台数が前年度比0.6%増の3145万台になると予想した。メーカー別では米アップルが1位、シャープが2位、サムスンが3位になると見通した。サムスン電子が日本の携帯電話市場の出荷量基準で3位になるのは初めてのこと。MMRIは具体的な数値は明らかにしていないが、業界では「アップルが50%台のシェア率で不動の1位を守り、サムスンのシェア率も10%台に上がる」と予想しているという。
記事は「サムスンが日本市場でギャラクシーS20を始めとする多数の5Gスマホを発売したことがこうした成果につながった」と分析している。
業界関係者は「日本で韓国製品に対する好感度は非常に低い」としつつ「アップルとの差はやはり大きいが、3位に浮上したのは大きな意味がある」と話したという。