
投稿があったのは、フェイスブックの「靠北幼稚園」というコミュニティー。内容は幼稚園教育の当事者としての実情の披露やアドバイスなど。投稿者は匿名だが、いずれも旧字体を使った台湾国語(台湾の公用中国語)であることから、台湾の幼児教育関係者によるグループと考えてよいだろう。
投稿によると、幼稚園の教員を務めていて、休みの日に自分の子を連れてハンバーガーショップに行き、大人用のパテが2枚あるハンバーガーを注文した。すると上司から呼び出され、保護者から苦情が来たと知らされた。保護者も自分の子を連れて同じ店で食事をしていたが、子ども用のメニューしか与えないことにしているので、顔見知りの教員が子連れで来て大人用のメニューを注文したので、同じものを欲しがって大騒ぎしたという。
投稿者は、苦情を言ってきた保護者に釈明のために電話をした。保護者は投稿者に対して「子連れで不適切な食事を注文した」「教師は公共の人物であり、よい手本にならねばならない」などと主張したという。
投稿者は、「当日は休みの日であり、普通の家族の親として子供を連れて外食しただけ」、「もしあなたでも、同じように叱られたら耐え難いと思います」などと述べたが、保護者側は自分も高校生の家庭教師をしたことがあり、「私は外ではとても気を付けました。もし、別の保護者が(あなたがバーガーショップで食事をしているのを)見たら、具合が悪いことになりますよ」などの主張を続けた。