キムチから朝鮮駆魔師まで、韓国人の間で増え続ける中国への敵対感情―米メディア

キムチから朝鮮駆魔師まで、韓国人の間で増え続ける中国への敵対感情―米メディア
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米ボイス・オブ・アメリカの中国語版サイトは21日、「キムチから駆魔師まで、韓国人の間で増え続ける中国への敵対感情」とする記事を掲載した。
記事はまず、韓国で先月、SBSのドラマ「朝鮮駆魔師」の初回の放送に中国風の小道具や中国の伝統菓子、酒などが使用されたことに視聴者から「歴史のわい曲だ」などと批判の声が相次ぎ、広告主とスポンサーも離れたため、わずか2話を放送しただけで打ち切りとなったことを取り上げた。
また、「韓国と中国との間の緊張関係がより感情的になったのは、文化をめぐる争いにキムチが加わってからだ」とし、国際標準化機構(ISO)が中国で作られる漬物「泡菜」の作り方や運搬、保存に関して新たな規則を示すと、一部の中国メディアが同規則は韓国のキムチに影響を及ぼすと正反対の報道をしたことが発端となり、韓国と中国との間でキムチの起源をめぐる論争が起きたことを取り上げた。
記事は、韓国と中国の関係が悪化する転機となったのは、2017年の米軍による高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備だと指摘。中国はTHAADに付随するレーダーが自国内の監視に利用されることを警戒して反発し、韓国への団体旅行の禁止やK-POPアーティストの中国公演の中止など、一連の経済報復に出たとした。
また、米調査会社ピュー・リサーチ・センターの調査によると、中国を否定的に見る韓国人の割合は2015年の37%から2020年の75%へと倍以上上昇したことも取り上げた。
記事は、両国の外交関係については、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が訪韓することになれば、その直前に改善がみられるかもしれないとした一方で、「中国のコンテンツが韓国のテレビ画面を支配するのを韓国の視聴者が受け入れられるようになるまでにはまだ時間がかかるかもしれないことを最近の論争が示している」と論じている。(翻訳・編集/柳川)

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