中国海域からの船舶信号が90%も減少、「中国は日増しに隔絶」と米メディア、中国メディアは反論

中国海域からの船舶信号が90%も減少、「中国は日増しに隔絶」と米メディア、中国メディアは反論
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2021年11月25日、中国メディアの観察者網は、中国の海域で船舶信号が減少したことについて米メディアが「中国は多地域からますます隔絶している」と報じたことを指摘し、「あおり立てた」と非難した。

記事は、米CNNが25日に、世界の海運データ提供業者ベッセルズ・バリューのデータとして、この3週間で中国の海域から発信された船舶の信号量が約90%減少したと紹介。同社のアナリストが「中国が地上で受け取る船舶識別システム(AIS)信号が業界全体で減少している」とコメントしたことを伝えた。

そして、AISについて国際海事機関(IMO)が300トン以上の船舶に対して取り付けを強制的に求めているシステムであり、船が航行中にこのシステムを通じて他の船や主管当局に対して進行方向、速度、目的港などの情報を発信することになっていると説明した。

その上で、CNNが最近の中国海域における信号減少について、「中国の海岸線上に設置されていた基地局が撤去あるいは閉鎖されたからだ」と伝えるとともに「中国はその他の地域から日増しに隔絶している」とし、中国の経済「内循環」政策や新型コロナ対策を暗に批判したと紹介。また「CNNは船舶情報には直接関係しないにもかかわらず、信号減少と同じタイミングで施行されたという理由のみで、今月1日に発効した個人情報保護法と関連付けた」と非難している。

記事は、中国中央テレビ(CCTV)が今月1日、「国の安全保障機関が昨年より反スパイ特別取り締まりを実施したところ、北京、上海の両市や山東省などで国際的な海洋データ会社、無線愛好者が中国沿岸に勝手に700カ所あまりのAIS基地局を設置し、その一部が諜報活動に利用されていたことを突き止めた」とし、「反スパイ法、データセキュリティー法などの関連法規に基づき、大量の基地局設備を押収した」と報じたことを、信号減少の理由として示した。(翻訳・編集/川尻)

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