オミクロン株の出現に韓国の「ワクチン主権」はますます遠のく?=韓国ネット「恥ずかしい」

オミクロン株の出現に韓国の「ワクチン主権」はますます遠のく?=韓国ネット「恥ずかしい」
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2021年12月1日、韓国メディア・ヘラルド経済は「『さらに強力なやつ』の登場に韓国の『ワクチン主権』は遠のく」と題する記事を公開した。

記事によると、現在世界で確認されている新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」の感染者は、アフリカの118人、欧州の26人などを含む14カ国、約150人。主に南アフリカを中心に感染が広がっており、欧州などはアフリカ諸国を対象に入国制限を開始している。

正確な情報はいまだ不明だが、オミクロンは「スパイクたんぱく質」の変異数が32もあり、他の変異株よりも感染力が数倍以上高いと推測されている。これまで感染力が最も高いとされてきたデルタ株の「スパイクたんぱく質」の変異数は16とのこと。また、この変異数の多さにより、既存のワクチンの効果が低減する可能性も示唆されているという。

これに対し、ファイザー社やモデルナ社などの製薬会社は既にオミクロン対応のワクチン開発に乗り出しており、ファイザー社とmRNAワクチンを共同開発したドイツのバイオエンテック社は29日、「このような状況に備え、変異株に対応可能な新型コロナワクチンを既に数カ月前から準備していた。オミクロン対応ワクチンについて開発は6週間以内、出荷は100日以内に可能」と発表している。モデルナ社も同様に「わが社のワクチンがオミクロンにも効果があるかどうか数週間以内に確認が可能であり、60~90日以内にオミクロン対応のブースター臨床試験を開始する予定」と語ったとのこと。

しかし記事は、「韓国企業はオリジナル株の新型コロナワクチンすら開発できていないのに、新たな変異株が出現し続けている」と報道。「韓国のワクチン開発企業の中で最も早く第三相試験に入ったSKバイオサイエンスも、最初に中国で発見されたオリジナル株の臨床臨床を進めている」と伝えている。ただし同社の関係者は、「変異株の状況を注視しながら研究を進めているが、まずはオリジナル株に対応できるワクチンを完成することが一次目標」とし、「そこでプラットフォーム技術が確保できてこそ、他の変異株に対応できるワクチン開発が可能。グローバル企業が数カ月以内に変異株対応のワクチンを発表できるのも、このようなプラットフォーム技術があるから」と話している。

その他、EuBiologicsやジェネクシン、ジンウォン生命科学なども臨床試験を進行中だが、変異株を対象にした研究はまだ初期段階だという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「大統領は年初に、『8月には国産のワクチンができる』と言ってたよね」「国産ワクチン一つ開発できないのに、K-防疫と騒いでいたのが恥ずかしい」「ワクチン開発に高額の税金を投入してるのに、いまだに完成でないとは。誰かが開発費でも持ち去ったの?」「結局全てがうまくいっていない。とにかくすぐに感染者の流入を遮断して、変異株用のワクチン確保に乗り出すべき」など、批判的な声が寄せられている。

一方では、「ワクチンは家電製品を作るのとは違うのだから、努力しても短期間にできないのは当然」「まだ正確な情報も不明だし、韓国内で感染者が出たわけでもないのだから、恐怖をあおるような報道は控えてほしい」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)

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