中国共産党系の環球時報は27日、ツイッターがロシア政府系メディアへのリンクツイートに注意喚起のラベルを付けたのに続き、中国とイランの政府系メディアへのリンクツイートにも同様の取り組みを始めたことが中国で伝えられ、SNS上で物議を醸していると報じた。
記事によると、ツイッターでこのほど、ロシア、中国、イラン3カ国の政府系メディアへのリンクツイートの下部に、「このツイートは〇〇政府と関連のあるメディアウェブサイトにリンクしています」の文言が現れるようになったことが確認された。
記事は、「試しに英BBCや米NPRへのリンクツイートを見てみたところ、このような文言は現れなかった。ツイッターがいつからこの新しい取り組みを始めたのかは不明だが、これまでのところツイッターはこれについて説明していないようだ」と指摘した。
その上で、中国のSNS上で「一方的なレッテル貼りは気持ち悪い」「ラベル付けしても無意味。大衆の目はごまかせない」などの反応が見られたと紹介した。(翻訳・編集/柳川)
編集部おすすめ
当時の記事を読む
-
米NY市、アジア系高齢者の75%「憎悪犯罪怖くて外出できない」―中国メディア
-
中国国営テレビが1年半ぶりに米NBA中継再開、中国ネット民から不満の声―米華字メディア
-
日本や韓国に輸出されている中国の「夏布」―中国メディア
-
農薬問題の日本産イチゴを寄付した台湾輸入業者に、「子どもたちをごみ箱に」と怒りの声―中国メディア
-
新型コロナがリバウンド、中国経済にどれほどの影響を与えるか―中国メディア
-
「日本サッカーを学ぼう」という中国メディアに韓国メディアが「何事か」と驚き、ネットも「韓国は?」
-
中国東方航空、2021年の純損失が2320億円に―中国メディア
-
韓国が韓服を着る行為を国家無形文化財に、中国ネット反発