「ウイルス国旗」で韓国に謝罪した台湾、なぜ「武漢肺炎」では誰も謝罪しないのか―米華字メディア
拡大する(全1枚)

2022年4月21日、米華字メディア・多維新聞網は、「台湾は『ウイルス国旗』で韓国に謝罪したのに、『武漢肺炎』では誰も謝らない」とする文章を掲載した。以下はその概要。

台湾のテレビ局TVBSが3月16日放送の番組で韓国の新型コロナ状況を伝えた際、韓国国旗の一部をコロナウイルスに置き換えた画像を使用した。それから1カ月が経ち、韓国国内でこの情報が拡散すると大いに物議を醸し、ネットユーザーや大手メディアから批判が噴出した。この状況にTVBSは今月19日、中国語と韓国語の両方による謝罪声明を発表した。

台湾は韓国に対しては態度を改めるのに、どうして中国本土との関係においては改めようとしないのか。新型コロナ感染拡大以降、世界保健機関(WHO)は新型コロナウイルスに「武漢」や「中国」という呼称を用いないよう再三呼びかけてきたが、台湾当局は「武漢肺炎」と称し続けた。そして、今になっても全く謝罪する素振りを見せないのである。

このような差別的な行為は、グローバル化に逆らうものであり、台湾は世界からのリスペクトが得られないばかりか、世界の笑いものにされている。実際のところ、新型コロナよりもたちが悪く治療するのが困難なのは、台湾社会に深く入り込んでいる反中的な政治ウイルスだ。

昨年11月に実業家の汪小菲(ワン・シアオフェイ)と離婚した台湾のタレント徐熙媛(バービー・スー)が今年3月に韓国人歌手と再婚した際、「両岸は一つの家族」という言葉を嫌う一部の台湾人が「台湾と韓国は一つの家族」と結婚を大いに称賛した。しかしそれから1カ月も経たないうちに、韓国の国旗をウイルスに変えるというスキャンダルが発覚し、脆弱だった「親善」ムードは一気に吹き飛んだ。

こんな台湾、こんな台湾世論に対し、中国本土にしろ韓国にしろ、疑いの目を大いに持たない方がおかしいのである。(翻訳・編集/川尻)