世界唯一の著作権分野での人権条約「マラケシュ条約」が中国で発効
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中国では5日、世界唯一の著作権分野における人権条約である「視覚障害者その他の印刷物の判読に障害のある者が発行された著作物を利用する機会を促進するためのマラケシュ条約」が発効しました。

世界知的財産権機関(WIPO)は2013年6月にモロッコのマラカシュで開かれた外交会議で同条約を採択しました。中国は、最初の署名国のうちの1カ国でした。2016年9月30日に発効した同条約の締結国は、現在までに84カ国に達しました。

中国は締結国として、2020年11月11日に著作権法の改正を行い、同条約を批准する法律面の準備を整えました。昨年(2021年)10月に開かれた第13期全国人民代表大会常務委員会第31回会議は、同条約の批准に関する決定を採決しました。

マラケシュ条約は作品を平等に鑑賞し、教育を受ける視覚障害者の権利を保障することを目的に、各締結国に対して、著作権の制限と例外を決めるよう求めています。この条約の受益者は視覚障害者だけでなく、視覚欠陥、知覚障害さらに身体障害など、その他の原因で正常な読書ができない人も含まれています。(提供/CRI)