シュー・カイ出演ドラマ「夢回朝歌」は今後も望みなしか、「せめて国外に版権を」ファンも希望
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中国の俳優シュー・カイ(許凱)が出演する神話ファンタジードラマ「夢回朝歌」が大きく2つの理由で、今後も配信にこぎ着けることは限りなく不可能に近いとみられている。

配信待機中のシュー・カイの出演ドラマは現在、「愛的二八定律」「雪鷹領主」「迷航崑崙墟」など複数が控えている。中でも2017年にクランクアップした「夢回朝歌」は、シュー・カイが「封神演義」の二郎神こと楊戟(よう・せん)を演じて“最も美しい楊戟”と言われ、ファンの間で待望の一作となっている。

19年には「朝歌」とタイトルを変更して配信の見込みが報じられたが、同時期に俳優ルオ・ジン(羅晉)主演の「封神演義」が配信されて話題作となったため、同じ「封神演義」の世界を描く「夢回朝歌」は時期を遅らせたとされる。だが、ドラマ「封神演義」はベースとなる小説から大きく飛躍した描写が多く、これが原因で配信を途中で打ち切り、残る12話は中国国内で封印される事態に。「夢回朝歌」も同様に、国家広播電視総局が禁じる歴史や伝統の歪曲に抵触する描写が多いとされている。

さらに、「夢回朝歌」に主演した俳優チャン・ジョーハン(張哲瀚)に昨年、親日行動が批判される事態が持ち上がり、封殺に至る騒ぎに発展した。昨年末には、人工知能(AI)で顔の差し替えや、主演を代えて一部撮り直しも報じられたが、こういった2つの大きな理由で、今後も配信の可能性は限りなくゼロに近いとみられており、シュー・カイのファンからは「せめて版権を国外に販売してほしい」と一縷の望みを託す声も上がっている。(Mathilda)