米韓首脳の夕食会、バイデン大統領に出されたワインに「不適切」「外交的欠礼」と批判続出
拡大する(全1枚)

2022年5月22日、韓国・イーデイリーによると、21日の米韓首脳会談後の夕食会に出されたワインについて「もてなし用としては不適切だ」との指摘が出た。

記事によると、最大野党「共に民主党」のパク・ヨンフン全国大学生委員長は22日、SNSに「過去に全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領に金大中(キム・デジュン)元大統領や金泳三(キム・ヨンサム)元大統領を弾圧してはならないとする手紙を送ったバイデン米大統領に対し、全斗煥の息子が作ったワインを出した尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領」と題する文章を掲載した。

文章は「21日の首脳会談後の夕食会のワインに『ヴァソ(VASO)』が出た」とし、「ヴァソを作っているダナ・エステートは全斗煥元大統領の息子であるチョン・ジェマン氏と、彼の義父であるイ・ヒサン元東亜ONE会長が共同で運営している」と指摘した。

また「バイデン大統領は1986年、当時の全大統領に『弾圧が金大中や金泳三ら野党指導者に対する抑圧を強化する形で行われているという事実は、全斗煥政権が宣言した民主化の約束の真実性に疑念を抱かせる』として弾圧をやめるよう要請した過去がある」と説明し、「この事実を知らずに(ワインを)選定したのなら大統領室の儀典システムが崩壊しており、知っていながら選定したのなら外交的欠礼をしでかしたことになる」と批判した。

なお、大統領報道官室はヴァソを選定した理由について「米国で韓国人が作ったワインなので両国間の協力を象徴する」と説明したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからも「バイデン大統領が警告した独裁者のお金で作った酒を夕食会に出すなんて、非常識だ」「なぜわざわざそれにした?。韓国産焼酎だって種類が豊富なのに」「本当に恥ずかしい」「バイデン大統領がこの事実を知りませんように」「哲学も歴史意識もない尹錫悦政権」など批判の声が続出している。(翻訳・編集/堂本)