日本のゲーム会社が中国人の作品を盗用=中国ネット「日本人はこっそりパクる」「ちょっとうれしい」
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2022年5月26日、中国メディアの観察者網は、中国でも人気のゲームを手掛けた日本のクリエイターが携わる新たなゲームプロジェクト発表にあたり、中国人イラストレーターの作品に酷似したキャラクターがデザインに含まれ、騒動となったことを報じた。

人気アクションゲーム「ゴッドイーター」シリーズに携わった保井俊之氏が代表取締役を務める株式会社TVT(Tokyo Virtual Theory) がこのほど、本格活動開始を知らせるプレスリリースを出し、リズムアクションゲーム“Project Jabber Wocky”とアクションゲーム“Project Shaz”の2つのプロジェクトを進行中であると発表したことを紹介。そこで公開された“Project Shaz”のキャラクター原案画像の中で、女性キャラクターの造形が中国イラストレーター・薬鍋鍋さんの作品に酷似しているとの指摘が出たと伝えた。

そして、薬鍋鍋さん自身がツイッターで「どうして私の作品をコピーしたのか」とクレームをつけると、他のユーザーもSNS上でTVT側のイラストと薬鍋鍋さんのイラストの比較写真を掲載したり、他のキャラクターについても他人のイラストやコスプレ写真から要素や姿勢をコピーしていると指摘したりして、TVT側に説明を求めたことを紹介した。

その上で、TVTが25日に公式サイト上で謝罪声明を出し、プレスリリースで公開したのは内部資料用のデザインであること、自社が版権を持たない参考画像を切り貼りしてリタッチしたラフデザインであるにもかかわらず、内部スタッフへの確認ミスで公開可能と判断してしまったことなど経緯を説明するとともに、版権所有者に対して謝罪と誠意ある対応を行い、今回公開したデザインを今後は使用せず、新規のデザインを作成することを表明したとしている。

この件について、中国のネットユーザーは「さあ早く頭を下げろ」「精神日本人が平手打ちを食らった。中国人よ、自分たちの文化レベルに自信を持とう」「韓国人はあからさまにパクり、日本人はこっそりパクる」「これは謝罪なのか?パクった後の微調整が間に合いませんでした、って言ってるようなものではないか」「二次元分野では、日本人は早晩中国市場を相手にできなくなる」といったコメントを残している。

また「いや、これ良くないことではあるんだけど、われわれの二次元がついに他人にパクられるようになったってちょっぴりうれしい気持ちがするのはなぜかな?」という感想を漏らすユーザーも見られた。(翻訳・編集/川尻)