中国で起きた女性暴行事件、なぜこんなに注目されているのか―英メディア
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英BBCの中国語版サイトは13日、中国北部の河北省唐山市で起きた女性暴行事件がなぜこんなに注目されているのかとする記事を掲載した。

中国メディアの報道によると、唐山市の焼肉店で10日、食事をしていた女性グループの1人が、男から声をかけられ、背中を触られたため、手を突き放して拒んだところ、男がいきなり女性に殴りかかった。女性の仲間が反撃すると、店の外にいた男の仲間が次々と現れて大乱闘となり、暴行は店の外でも続いた。

その一部始終を店の防犯カメラがとらえていて、映像がSNSで出回ったことをきっかけに、中国全土で憤りの声が広がっている。

警察は事件に関わった男女9人を逮捕したことを明らかにした。

BBCの記事は、中国でこの事件が注目されている背景には、治安や女性の身の安全、女性に対する体系的な暴力などがあると指摘している。

記事によると、事件を受け、インターネット上では、唐山のヤクザグループから嫌がらせを受けたり、監禁されたりしたことを実名で告発する動きも相次いでいる。

ケーキ店の男性店主は、地元のヤクザグループから嫌がらせを受け、警察に通報したものの、「彼らの行動は法律に違反していない」と回答されたことを明かした。

バーシンガーの女性は同僚5人と一緒に16時間にわたって監禁され、殴られたり脅されたりしたが、警察関係者から告発動画を削除するよう求められたという。(翻訳・編集/柳川)