「東野圭吾氏に謝罪せよ」、中国でドラマ化の「回廊亭殺人事件」に不満と批判の嵐
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今月15日に配信をスタートした中国ドラマ「回廊亭」が、当初の期待値の高さから一転、ネットでは悪評が多く、原作者の東野圭吾氏に「謝罪せよ」と作品を批判する声も上がっている。

俳優チャン・シンチョン(張新成)、女優ドン・ジャージャー(●家佳、●は「登」におおざと)主演のミステリードラマ「回廊亭」は、中国でも人気の高い作家・東野圭吾氏の推理小説「回廊亭殺人事件」が原作。全12話でドラマ化され、動画配信サービスの優酷(YOUKU)で15日から配信をスタートした。

配信前には、ドラマや映画の情報サイト・豆瓣(douban)で「視聴したい」を選ぶ人が70万人を突破するなど、期待値が非常に高かった「回廊亭」だが、配信開始後は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に「#回廊亭に失望した」のハッシュタグが登場し、急速に話題がシェアされる事態に。ミステリー作品のはずが安っぽい恋愛ドラマのようで、緊張感を盛り上げるべきシーンに緊張感がなく、話のテンポが遅すぎるというのが、多くの人が指摘する「失望」の原因に。また、ストーリーや人物関係をセリフで説明しすぎて、ミステリー特有の面白みが完全に失われているとの声も多い。

批判が相次ぐ「回廊亭」だが、ネットでは原作者の東野圭吾氏に対する侮辱だとして、「謝罪せよ」との声も上がっている。このほか、「チャン・シンチョンの無駄遣いだ」などとキャストへの声も多く見られる。

日本では2011年にドラマ化された「回廊亭殺人事件」だが、中国では19年に舞台劇として上演。今回のドラマに続き、同じく「回廊亭」のタイトルで映画化もされ、年内に劇場公開予定となっている。(Mathilda)