NATO会議での日韓首脳会談が見送り、日本に関係改善の意思はあるのか?―韓国メディア
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2022年6月27日、韓国・韓国日報は「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議への参加を機に推進していた岸田文雄首相との日韓首脳会談が白紙になった」と報じた。

記事によると、韓国の大統領室は26日、NATO首脳会議について、尹大統領が29日の日米韓首脳会談に出席するという日程のみ公開。記事は、「日本、豪州、ニュージーランドとの4カ国首脳会談も不発に終わった」とし、「日本からは略式形態の首脳間対話も断られた」と伝えている。

また記事は、「尹大統領の就任式の直前に岸田首相は『日韓間には難しい問題があるが、このまま放置はできない』と語り、外務大臣が首相の特使として4年ぶりに訪韓して外交部長官と会談を行うなど、しばらくは融和姿勢を見せていたが、その後は韓国側から徴用工の賠償問題を解決すべきという立場に固執し、独島(竹島の韓国名)の海洋調査も批判した」と主張。「このような日本の姿勢は、7月10日に予定されている参議院選挙への影響を懸念した国内政治用のスタンス」だと分析した。

そして「政府の立場としては、北朝鮮の核問題への対処、経済安全保障の強化などのために日韓関係の改善が必要だろうが、急ぐ必要はない」とし、「過度の低姿勢は国民の反日感情を刺激する結果にもなりかねない。就任後すぐに日韓関係の改善を急いで破局を招いた李明博(イ・ミョンバク)政権の経験も忘れてはならない」と報じている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「日韓関係は重要ではあるけど、慌てる必要はない。今は今後5年間を決定する駆け引きの最中だし、国としてのプライドも重要」「文政権がめちゃくちゃにした日韓関係の復元には十分な時間が必要」などの「焦る必要はない」という意見や、「日韓の首脳会談がなくなっても何も困ることはない」「日本は関係改善を口にはしているけど、結局は韓国が頭を下げるのを望んでいるだけ」「岸田首相は尹大統領が親日派だと分かって振り回してる」「これ以上日本を相手に屈辱的な外交をしないでほしい」など、日本に対する批判的なコメントが寄せられている。(翻訳・編集/丸山)