日本のインターナショナルスクールに中国富裕層が注目?「近くて文化も似ていて安全」―香港メディア
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香港メディアの香港01は27日、世界トップレベルのインターナショナルスクールが日本でスクール運営を行うケースが増えており、中国をはじめとしたアジアの富裕層の子どもを呼び込もうとしていると報じた。

記事によると、英国系のハロウインターナショナルスクール安比ジャパン、ラグビースクールジャパン、マルバーン・カレッジ東京などがいずれも日本にキャンパスを設立する予定。今後数年で3000人以上の生徒が入学するとみられる。

授業料は年間およそ930万円と高額だが、緑豊かなキャンパスや国際的なカリキュラム、豊富な課外活動などが売りだ。また、(アジアの国にとっては)距離的に近く、新型コロナウイルスの感染率が低く制限が少ないことも魅力になっているという。

ハロウインターナショナルスクール安比ジャパンのミック・ファーリー校長は「われわれは中国本土以外でのチャンスを模索している」と語る。ハロウはアジア、特に中国本土で展開してきたが、同氏は「中国本土での教育サービスの提供は複雑になり、インターナショナルスクールはより多くの規制を受けている」と明かした。

記事は、「中国本土では近年、高額な教育や富をひけらかす行為を抑え込んでいるのに対し、日本政府は海外の大学の誘致を奨励し、事務所の設置やビザ取得のプロセスを簡素化している。また、金融庁も融資制度を拡充する計画を打ち出している」と両者の違いを伝えている。

ファーリー氏によると、ハロウインターナショナルスクールには香港や台湾を含む華人も高い関心を示している。シンガポールへの移住をあきらめ、日本を選んだ中国人男性は「中国本土の友人は、私の子どもがハロウに入学することをうらやましく思っている。日本は近く、文化的にも似ていて安全なので、中国の富裕層はとても興味を持っている」と語ったという。(翻訳・編集/北田)