2023年11月29日、韓国・ファイナンシャルニュースによると、ソウル・江南にあるカルグクス(韓国式うどん)店を訪れた女性客が「料理の量で性差別を受けた」と主張する文章をSNSに投稿し、注目を集めている。

投稿によると、この女性は最近、知人男性と2人で江南にあるカルグクス店を訪れ、同じメニューを注文した。しかし提供された料理は明らかに量が違っていたため、店主に「なぜ私のだけ量が少ないのか。女だから少なめにしたのか」と尋ねたところ、店主は「そうです」と認め、「おかわり自由なので、足りなければおかわりすればいい」と答えたという。女性は「そういう問題ではない。それなら注文時に量を聞くべきだ」と怒りをあらわにしている。

また、女性は「私たちはカルジェビ(カルグクスとすいとんが入ったスープ料理)を2つ頼み、約3分後に別の男性客3人が同じものを注文した。さらにその約2分後に中年男性客がカルジェビを頼むと、店員は慌てた様子で『カルジェビ追加』と叫んだ」と説明し、「私が考えるに、すでに5つ分をまとめて茹でていて、最後の注文分は間に合わなかったため5つ分のカルジェビを6つに分けた。量が足りないので、男性客の分をつぎ分けた後に残った分を女の私に出したようだ」と主張している。

韓国では3月にも、飲食店での料理の量をめぐる性差別が問題となった。当時その店は「女性には適量(定量)を提供しおかわりは無料、男性には多めに提供しおかわり時に1000ウォン(約114円)をもらっている」と説明したが、批判の声が相次いだことを受け「性別に関係なく同じ量を提供する」との方針に変更したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「なら女性は半額にするべき」「同じ値段を出したら同じものを提供するのが市場の当然の規則」「客が『量を減らして』と頼まない限り、決められた量の食事を提供するのが当然であり、どんな言い訳も理解できない」「たとえ残そうが、横の人にあげようが、それはお金を出した人の自由だよ」「私も同じようなことを経験したことがある。文句を言うのが面倒でそのまま店を出たけど。こういう飲食店はけっこう多い」などの声が上がっている。

一方で「飲食店に行くと女性のほとんどが料理を残す。まずはそれから直すべき」「文句を言って男性と同じ量をもらい、残して帰るくせに」「おかわり無料と言っているのだから全く差別ではない」「商売は店主がするもの。経営方針が気に入らないなら行かなければいいだけ」などと指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)