6G通信技術の発展は現在、世界の注目の焦点になっている。中国の6G技術はどこまで進展しているのだろうか。

一般の人々の身近なものになるのはいつだろうか。中央広播電視総台は中国6G推進グループの責任者である王志勤(ワン・ジーチン)氏を取材した。

王氏は、「6G技術は実は5Gからアップグレードされる新技術だ。移動通信は10年ごとに世代交代されるため、6Gの商用化は2030年ごろになる。その標準化制定の時間は25年になる」と述べた。

王氏は、「6Gは通信と感知の結合および通信と人工知能(AI)の結合、そしてユビキタスネットワークに類似するもの、実際には現在人気の宇宙と地上の融合シーンという3つの新たなシーンを打ち出した。

将来の6Gが結ぶ対象は人だけでなく、ロボットやメタバースなど多くのAIエージェントも含まれる。現在の5Gが業界内で解決しにくいとされているシーンもさらに改善されるだろう」と話す。

一般の人々にとって6Gと言えば、5Gよりも通信速度が上がるという最も基本的な感覚があるが、王氏は「6Gは単に高速なだけではない。現在の5G基地局は通信信号の発信と受信しかサポートしていないのに対し、6G時代の基地局は通信と感知を同時にサポートし、ワイヤレス電波により周辺の環境や物体の形状・運動などを感知できる。通信の性能を高めるだけでなく、新たな業務も生み出す。将来の6Gが寄与する対象は、社会管理や社会ガバナンスのレベルのものがより多くなり、AIエージェントの方により重きを置くようになる」と述べた。

(提供/人民網日本語版・編集/YF)