イタリアの水の都・ベネチアのゴンドラが転覆する事故があり、乗っていた中国人観光客らが落水した。中国や台湾のメディアが報じた。

ベネチアでは狭い水路を船でめぐるゴンドラクルーズが人気だが、今月3日に中国人観光客5人と船頭1人が乗ったゴンドラが転覆する事故が発生した。

中国人観光客が船頭の注意を「完全無視」、ゴンドラを転覆させ落水―イタリア・ベネチア

現地メディアによると、船頭が観光客らに「低い橋の下を通過するため重心を低く保たなければならない。この区間ではじっと座っていてほしい」と注意したものの、観光客らはこれを「完全に無視」して、写真撮影のためにゴンドラの上を好き放題に移動したため、バランスを崩して転覆したという。

現場で撮影された映像には、転覆した船にしがみつく観光客らが「オーマイゴッド」「私は泳げないのよ」などと声を上げる様子が映っていた。なお、地元の人が救助に手を貸し、死傷者は出なかった。

台湾メディアの聯合新聞網は、現地のゴンドラ協会は2020年、観光客の平均体重が増え続けているとして1隻当たりの乗船人数を6人から5人に減らしていたことを伝えている。(翻訳・編集/北田)