中国南東部沿海にある浙江省の寧波市文化遺産管理研究院は今年8月から10月にかけて、厦門(アモイ)大学歴史・文化遺産学院と共同で省内の余姚市で緊急考古発掘を進め、先史期の稲田遺跡を確認しました。発掘面積は計1000平方メートルで、現段階の判断では河姆渡文化の晩期段階のものだとのことです。

同遺跡は寧波市に属する県級余姚市の三七市鎮上銭村とその東に広がっており、北側1.5キロの地点には田螺山遺跡があります。現段階までの調査により、水田の堆積物からは水稲の穂軸やもみ殻、さらに水田の雑草などが発見されました。専門家は、「上銭村の古い稲田は、新石器時代の人類が稲作農業を営んで残したもう一つの重要な遺物だ。先史人類の経済活動や生産力の発展水準、環境の変遷を研究するための新たな証拠と参考が提供された」と考えています。この発掘により、学術界における先史時代の稲田や稲作農業発展の認識が刷新されるとみられています。(提供/CRI)