北京市延慶区の万里の長城八達嶺区間の西側部分でこのほど、文物保護担当者が長城の壁が崩落し、その上に植生が生育している状況を詳細に実地踏査した結果、今春、この部分の敵台(見張り台)の壁の修繕を行い、今年の第3四半期(7~9月)に完成する予定だと発表しました。

修繕工事が完成すると、全長20キロ以上の八達嶺区間の煉瓦石長城が全線つながることになります。

延慶区文物管理所の于海寛副所長によると、今回の修繕工事の範囲は主に64号から66号の敵台間の壁で、全長は700メートル余りになります。従来の一般的な保護修繕とは異なり、今回は主に研究的修繕を行います。

これに先立ち、延慶区は2023年に長城の一部の敵台間の辺壁の保護修繕を実施し、八達嶺長城の南7楼から南16楼までが修繕完了後に一般に公開されていました。これらの修繕済みの部分は端から端までがつながっており、今回修繕する予定の64号から66号の敵台ともつながっていて、いずれも八達嶺区間煉瓦石長城の一部を成しています。この部分の修繕が完了すると、八達嶺区間の煉瓦石長城は全線つながります。延慶区には煉瓦石長城、石長城、土長城など、豊富な種類の万里の長城が通っています。

その中でも、煉瓦石長城は建築の仕様が高く、雄大な迫力を見せています。(提供/CRI)