航天科技集団第一研究院によれば、同院は北京市内でこのほど、開発を担当した長征8号改良型運搬ロケットの2段目および汎用水素酸素最終段の動力システムの初の試験稼働を実施しました。試験は成功を収めたとのことです。

今回の試験は開発全体と後続モデルの初打ち上げに向けて重要な意義があります。

長征8号改良型運搬ロケットの宋征宇総設計師によると、長征シリーズの中型ロケットではこれまで、直径3メートルの水素酸素最終段が採用されていました。このほど試験を実施した直径3.35メートルの汎用水素酸素最終段には一連の技術改良が施されており、中国の次世代中型運搬ロケットにとっての汎用型製品です。新たな水素酸素最終段により、ロケットの総合性能、特に800~1000キロあるいは800~1200キロの低軌道への運搬能力が向上します。また比推力が大きい水素酸素エンジンの特徴を発揮させたことにも重要な意義があります。

今回の試験は長征8号改良型運搬ロケットの開発過程における最大規模の試験でした。

宋総設計師は、「今回の試験が成功したことは、汎用水素酸素最終段の開発で重要な一歩を踏み出したことを意味する。われわれの設計が現場の条件を満たせることが初歩的に検証できた」と述べました。(提供/CRI)