ロシア政府与党の「統一ロシア」の招きでロシアを訪問している北朝鮮の金秀吉(キム・スギル)朝鮮労働党代表団長がロシア連邦共産党のジュガーノフ党首と会談した、とロシア国営リアノーボスチ通信が13日に報じた。韓国は14日、北の「兄弟国」のキューバと正式な外交関係を樹立した。

ロシアと北朝鮮は昨年9月の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長のロシア訪問とプーチン大統領との首脳会談以降、急速に関係を深めている。

中央日報は「首脳会談を契機に軍事・外交・経済交流に続き、政党・政治領域まで両国協力の幅を広げている」と指摘。「注目されるのは『党対党の交流』に見える協力方式だ。国際社会が北朝鮮とロシアの不法な武器・軍事技術取引に注目する状況で正常な国同士の関係を進展させているようにごまかそうとする意図とみられるためだ」と述べた。

露朝関係について、同紙は「ひとまず米国を中心に自由民主主義陣営で中国とロシアに対する圧力レベルを高めているのに対抗しようとするロシアの動きに北朝鮮が呼応する様相だ」と説明「一部では3月に韓国が主催する第3回民主主義サミットを意識した側面もあるとの分析が出ている」とした。

さらに「北朝鮮の立場では『中朝露対韓米日』という対立構図でできた隙間に食い込んで軍事・経済・外交的実利を得るという判断をした可能性が大きい」と言及。

「金正恩国務委員長のロシア訪問後、10月にラブロフ露外相訪朝、11月に平壌で朝ロ経済共同委員会開催、12月にロシア沿海州政府代表団の訪朝、今年1月に崔善姫(チェ・ソンヒ)北朝鮮外相のロシア訪問、2月の北朝鮮農業技術代表団のロシア訪問など多様な分野で両国間協力を拡大しているのもこうした分析を裏付けている」と続けた。

原州漢拏大学のチョン・デジン教授は「北朝鮮とロシアが全方向の交流協力を通じて伝統的な社会主義国同士の正常な外交関係である点を印象付ける姿。国際社会が注目する『悪い取引』のイメージを薄めようとする意図とみられる」と話した。

一方、聯合ニュースなどによると、韓国とキューバは14日、米ニューヨークで両国の国連代表部が文書を交換する形で正式な外交関係を樹立した。

両国の交流は1959年のキューバの社会主義革命以降、断絶されていた。キューバは北朝鮮と緊密な関係にあり、北朝鮮の「兄弟国」と呼ばれる。

韓国外務省は「中南米カリブ地域の中で唯一国交を結んでいなかったキューバとの外交関係の樹立は、韓国の対中南米外交強化のための重要な転換点となり、グローバル中枢国として韓国の外交の地平をさらに広げるのに貢献すると期待している」と強調した。(編集/日向)