北京市統計局は18日、この10年間に、北京市・天津市・河北省の経済規模は相次いで飛躍を達成し、2023年の地域総生産(GDP)は10兆4000億元(約216兆3200億円)に達し、物価変動を加味した実質価格で計算すると、13年の1.9倍になったと明らかにした。

経済規模が大きく飛躍しただけでなく、この3地域は産業構造も高度化を続けた。

そのうち北京は第三次産業の割合が80%を超え、天津は60%を超え、河北は50%を超えるとともに上昇ペースが最も速かった。新興経済が急速に発展し、北京のデジタル経済付加価値額は15年の8719億4000万元から23年の1兆8766億7000万元に増加して、GDPに占める割合が42.9%になった。天津は一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業)の付加価値額に占めるハイテク製造業の割合が13.7%になった。河北の同割合は21.4%になった。3地域のハイテクサービス業の営業収益が増加を続け、19年と比較するといずれも20%以上増加した。

一核両翼の構造が日増しに明らかに

北京は一核両翼(1つの中心と2つのサブエリア)の構造が日増しに明らかになった。中心市街地はスリム化・分散化発展の方針を堅持し、累計で違法な建築物8000万平方メートルを取り壊し、土地6000ヘクタール余りの明け渡しを実現し、市立大学、医療衛生資源は中心市街地以外の場所で新たなキャンパスや病棟の建設を加速した。

北京副都心が勢いよく発展した。23年に副都心のある通州区の地域GDPは1303億6000万元に達し、実質価格で計算すると13年の2.2倍になった。

雄安新区建設の成果が現れ、都市の枠組みが全面的に動き出し、都市を取り巻いて走る道路網、内部の幹線道路網、生態回廊、水系からなる都市建設の「4大体系」がほぼ構築された。

現代化首都都市圏の建設を推進

北京・天津・河北地区は現代化首都都市圏の建設を推進し、首都機能の向上をはかり、世界的都市圏の建設を加速した。

首都圏は「通勤圏」「機能圏」「産業圏」の3つの圏で構成される。そのうち「通勤圏」は北京市の周囲の境界エリアが、同一都市化の効果を高め、北京の東部・南部などの地域と融合的に発展することを指す。

「機能圏」は主に北京と天津、河北・雄安新区が、機能を相互に補完し合うことによって、連動した発展を強化し、地域の質の高い発展を共にリードすることを指す。「産業圏」は北京・天津・河北を連結する都市が持つ下支え的役割を着実に発揮させ、産業チェーンの強化・補完をさらに推進し、産業支援能力を高め、共同で産業を拡大することを指す。(提供/人民網日本語版・編集/KS)