香港英字メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストは24日、「チェルシーFCからFCバイエルン・ミュンヘンまで、世界的ブランドがコロナ後の中国スポーツマーケットに照準」とする記事を掲載した。

中国メディアの環球時報が26日、その内容を要約して伝えたところによると、記事はまず、イングランドの名門サッカークラブ、チェルシーFCでアジア太平洋地域のパートナーシップ戦略責任者を務めるベン・ウィギンス氏が24日、マカオで開催されたグレーターベイエリア国際スポーツビジネスサミットで、「トップのスポーツクラブにとって、中国に近づくこと、あるいは中国での存在感を確立することは戦略的に重要だ」とし、「中国には約5000万人のファンがいて、その多くがグレーターベイエリアに居住している。

私たちが期待しているのは、新規および既存のパートナーとの市場での活性化がさらに高まることだ」と語ったことを取り上げた。

グレーターベイエリアとは、中国の二つの特別行政区である香港、マカオと、中国南部の広東省の九つの都市を含むベイエリアを指す。

記事はまた、ドイツの名門サッカークラブ、FCバイエルン・ミュンヘンにとって、中国は「最も多くの海外ファンの本拠地であるだけでなく、成長のための重要な舞台でもある」とし、同クラブのアジアスポーツ責任者、マティアス・ブロザマー氏が「私たちは、ファンのためであれ、パートナーシップであれ、取り組みをここ中国に持ち込もうとしている」とし、「私たちはここ中国の人々とつながりたいと思っている」と述べたことも紹介した。

記事によると、同サミットは、マカオ政府のスポーツ局と貿易投資促進局の後援により開催されたもの。テーマは「スポーツを通じて世界をつなぐ」で、スポーツビジネス界から300人を超える影響力のある意思決定者が集い、マカオのスポーツセクターのために将来の方向性を描く任務を負った。

マカオ政府関係者は「マカオは会議施設や観光施設が整備されているため、スポーツ業界のつながりを促進する上で重要な役割を果たすよう努めている」と述べた。

PwC中国のパートナー、ハリソン・リュー氏は、同社の最新の業界調査を引用し、中国のスポーツマーケットは今後3~5年間に毎年5.2%成長し、2035年までに5兆元(約104兆5000億円)に達すると見込まれると述べた。(翻訳・編集/柳川)