2024年4月21日、中国メディアの新浪新聞は、金の価格が大きく変動する中で、多くの市民が金の売買をちゅうちょする状況になっていると報じた。

記事は、金の価格が高騰を続けており、昨年は1グラム当たり418元(約8900円)から476元(約1万200円)まで上昇し、今年もわずか3か月で560元(約1万2000円)前後にまで上がったと紹介。

一方で、価格は上下動を繰り返しながら上昇する傾向にあり、場合によっては1日で10元(約210円)も値が変化することがあるため、購入直後に価格が下落したり、売却直後に価格が上昇したりすることを恐れ、金の取引に二の足を踏む人も出ているようだと伝えた。

その上で、かつては金の価値だけでなく宝飾品としてのデザイン性も重視していた若者たちが、昨今の金価格上昇に伴いますます金自体が持つ価値に興味を持つようになり、ゴールドバーや金貨の取引量が金の宝飾品よりもはるかに大きくなる状況が起きていると指摘。金の宝飾品売り場担当者の話によれば、今月に入って金の価格が1グラム当たり30元余り上昇したにもかかわらず、宝飾品は1点も売れていないとし、同業者との情報交換の場でも「今の消費者は金の宝飾品を買いたがらなくなっている」という話になると紹介した。

この状況について、中国のネットユーザーは「金を売れない人は今以上に富を貪りたい人。金を買えない人は富を貪りたい人」「金の熱狂ぶりも終わりが見えてきてるから、売ったほうがいいぞ」「世の中が乱れるほど、金の価値は上昇する」「今の金高騰でかわいそうなのは、結婚しようとしている人たち。これだけ高いと金の宝飾品も買えないよね」「今はやっぱり様子見がいいと思う」といった感想を残している。

(翻訳・編集/川尻)