2024年4月23日、中国メディアの楚天都市報は、フォロワー500万人を持つ女性インフルエンサーが、学校の試験で不正行為をしたとして物議を醸したことを報じた。

記事によると、中国のネット上で23日に「フォロワー500万人の女性インフルエンサーが、北京電影学院の試験で不正を働いた」という話題がトレンドとなり、一部のネットユーザーからは女性が同学院の試験資格や合格証を取り消されたとの情報も寄せられたという。

不正の内容について情報を知っているというネットユーザーは、同学院が試験の際に「受験者は暗い色の服を身に着け、いかなる形式でも氏名を明らかにしてはならない」という規定を設けていたにもかかわらず、女性は試験当日に明るい色の服を着用した上、自らの氏名を公開したと説明している。

これらの情報を基に現地メディアの記者が北京市教育委員会に問い合わせたところ、不正を働いた学生がいたことを事実と認め、学校側が規定に基づき処分を行ったことを明らかにした。同委員会の担当者によると、同学院では現在今年度の芸術系本科の成績確認作業を行っているところで、試験の不正に関する告発を受けて調査を行ったところ、受験者が試験期間中に確かに(規定で禁じられている)本人の氏名を明らかにする行為に及んでいたことを確認したという。

500万フォロワーの女性インフルエンサーが試験で不正行為?―中国

不正を働いたとされる女性インフルエンサーはあるショート動画プラットフォームで500万人以上のフォロワーを抱えており、最近掲載した動画のコメント欄には試験の不正に関する書き込みが数多く寄せられていたという。ただ、この女性本人が不正をしたかについては定かではなく、同学院も学生のプライバシー保護を理由に詳細な処分状況については明らかにしていない。

この件について、ネットユーザーからは「芸術系試験は芸術人材を選抜する重要な手段であり、公平性や厳正さが特に重要。

スターだろうがインフルエンサーだろうがルールを順守しなければ罰せられるのは当然」「彼女にとっては試験よりも注目されることのほうが大事だったのだろう」「話題になったことで彼女の目的が達成されたはず」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻)