インドネシア警察当局は現地時間21日、中国人観光客がイジェン火山で転落死したことを明らかにしました。警察によると、この中国人観光客は31歳の女性で、インドネシアのジャワ島のイジェン火山の火口の縁で写真を撮っていたところ、深さ数十メートルを転落して死亡したとのことです。

現地メディアの20日付報道によると、この中国人女性観光客は夫と共にインドネシアを旅行していました。事故発生当日の午前2時10分にはガイドの案内で日の出を見ようとイジェン火山の火口に向かい、夜景に映えるイジェン火山の「青い炎」の鑑賞もする予定でした。この女性観光客は観光客に人気の撮影スポットの木の近くで写真を撮ろうとして、後ずさりした際にロングスカートがからまって、高さ75メートルを転落したとのことです。

インドネシアジャワ自然資源保護署の関係者によれば、観光客の転落を受け、救助隊は2時間をかけて遺体を回収したとのことです。同関係者はまた、同件は突発的な事故だったと説明し、イジェン火山に登る際には安全に注意するよう観光客に注意を呼びかけました。警察はさらに、言葉の問題で病院や警察と遺族との意思疎通が困難であるものの、女性の遺体はバリ島に運び、その後飛行機で中国に送還する予定だと説明しました。

イジェン火山は硫黄分を多く含み、夜になると見える硫黄が燃える神秘的かつ幻想的な青い炎は世界各地の観光客を引きつけています。イジェン火山に登る時には、火山灰や有毒ガスを除去するための防護マスクを着用し、足元を照らすためにヘッドライトを着用する必要があります。今回の転落事故が起きた火口脇にある木はイジェン火山見物の有名な撮影スポットで、ソーシャルメディアでは、この木とともに記念撮影された写真が多く投稿されています。(提供/CRI)