台湾メディアの三立新聞網は9日、台湾のMRT(都市鉄道)の車内で日本人女性が騒ぎながら飲食をし、見かねた現地の女性が注意する出来事があったと報じた。

記事は、「多くの人の目には、日本人はとてもマナーを重視するように映っているだろうが、こんな出来事があった」として、フェイスブックの投稿を紹介。

それによると、投稿者がMRTに乗車した際に、2人の日本人女性が飲食をしながら大声で(日本語で)おしゃべりをしていた。投稿者は気になったものの、すぐに目的の駅に着くからとスマートフォンをいじりながら我慢していたという。

すると、乗客の台湾人女性が突然2人に近づき、日本語で「すみません」と声をかけ、あまり大きな声で話すと周囲に迷惑になること、MRTの車内では飲食が禁止されていることを丁寧に説明した。これを聞いた2人は「分かりました。すみません」と素直に聞き入れたという。

記事は、この出来事に台湾のネットユーザーから「台湾に来て束縛された(日本での)生活をようやく脱したと思ったら日本語で注意されて、内心ショックだっただろう」「日本人の自負は日本でのみ発揮される。

海外では本性が丸出し」「正直言って、最近台湾ではルールを破る日本人を見ることが多い」「日本人は海外に出ると気持ちが大胆になるから」「日本によく行くけど、実は日本人も公共の場所で大きな声で話していることが多いよ」などの声が上がったと紹介した。

一方で、「どこの国だろうとマナーが良い人がいれば悪い人もいる」「どの国の人かは関係ないと思う。私たちだって海外に出かけたら興奮して声が大きくなってしまうことがある。声をかけられてすぐに改めたのは良いことだし、双方ともモラルがあると思う」などの声も見られたと同記事は伝えている。

なお、台湾のMRTではガムやタブレットなどを含めて飲食は禁止されており、違反すると1500台湾ドル(約7300円)以上7500台湾ドル(約3万6000円)以下の罰金を科せられるので注意したい。(翻訳・編集/北田)