急速に発展する中国でスマートフォンへの依存が社会問題化する中、現地のSNS・微博(ウェイボー)で11日、「スマホをいじり続けるのは本当に恐ろしいということに気付いた」とのワードがトレンド入りした。

きっかけは850万超のフォロワーを持つアカウントがある「スマホ中毒」の女性の告白を転載したこと。

その女性は「朝起きてまずすること、そして夜寝る前までしていることがスマホいじりだった。ほぼ1日中、スマホの中でアプリを行ったり来たりしていた。信号を待つ1分間にスマホをいじり、トイレに行く5分間にショート動画を見る。ちょうどいい動画が見つからないと食事もできないほどで、わずかな時間でもスマホを見ないのがもったいないと思った」と語った。

そして、「これが良くないことだとは分かっていて、別のことをしようと思うこともあったけど、スマホを置くと何かを逃しているんじゃないかという思いに駆られた。外界との接触が絶たれることへの恐怖や孤独感だと思う」とし、「毎日同じ動作(スワイプ)を何千回も繰り返す。

内容はくだらないものなのに、我慢できずにアプリを開いてしまう。ビッグデータから自分の好みに合った動画が狂ったように表示されてくる」と話した。

女性はスマホ中毒になったことで「自分の生活がとても魅力を欠いたものになり、何に対してもやる気が起きず、何をしても面白いと思えなくなる一方で、他人の生活をのぞき見たいという欲望や想像力が沸くようになった」「短時間の刺激がもたらすうその快楽によって忍耐力がなくなり、せっかちになった」などとも語った。

中国のネットユーザーからは「これは怖すぎる」「私の1日のスマホ使用時間は13時間」「人類はもう完全にスマホに縛られている」「スマホには何でもあるから、退屈という概念がなくなった」「スマホから逃れることはできないよ。現代社会ではスマホがないと死ぬ」「この投稿を何で見ていると思う?(スマホだよ)」「スマホがまだ普及していなかった十数年前、自分がどうやって生活していたか。今では思い出せなくなってしまった」といった声が上がった。

一方で、「あれが怖いこれが怖いって。石器時代の生活に戻れば?」「嫌ならスマホ断ちすればよろしい」「実生活が充実したり忙しかったりすればスマホは怖くない。自分の中身があいまいだったり空っぽだったりしたら違うけどね」「金がないんだからスマホいじるしかないだろう。まあ、金があってもいじるだろうけど」「スマホをいじり続ける恐怖?。仕事し続ける方が恐怖だよ」などの意見も寄せられている。(翻訳・編集/北田)